呼吸器内科

咳、痰、息切れ、胸痛、喘鳴、呼吸困難などを症状とする肺の病気を専門にしている診療科です。
また、酸素を在宅で吸入している患者さんも診させていただいています。
病名としては喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD, 肺気腫、慢性気管支炎)、気管支拡張症、肺線維症、肺炎、気管支炎、肺結核後遺症、
塵肺、縦隔腫瘍、肺癌、肺血栓塞栓症などです。
また、夜間睡眠中に呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群の診断と診療もおこなっています。
睡眠時無呼吸症候群の症状は日中の眠気や過眠、夜間の中途覚醒、熟睡感の欠如といった症状が主な症状です。
診断には自宅で検査ができる無拘束タイプの簡易スクリーニング機器(敷布の下に厚さ数ミリのシートを敷くだけでOKです。)で、まずはスクリーニングをおこない、異常が疑われる場合には、入院での精密検査(終夜睡眠ポリグラフ、PSG検査)を当院で行っています。
治療は就寝時に鼻にマスクをして空気を送り込むCPAPという治療や、マウスピースといった口腔内装置で治療します。
当院は信州大学病院 呼吸器・感染症内科および相澤病院と連携を行っていますので、精密検査や入院治療が必要な場合には十分対応が可能です。

藤本 圭作
信州大学医学部卒業
(信州大学医学部内科学第1講座所属)
元 信州大学医学部生体情報検査学講座教授
属学会:日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医、
日本アレルギー学会専門医、睡眠学会、肺癌学会、
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会